
問い合わせが月に1件あるかないか。もう失敗ですよね。
件数だけでなく、段階や金額も分けて見れば判断できます。
この記事では、諏訪や茅野の会社を思い浮かべながら説明します。むずかしい言葉は使いません。
- 件数だけでは分からない発注の段階と金額を分けて見る考え方
- ホームページが検索・紹介・営業・展示会のどこから見られているか確かめる方法
- 相談を段階で記録し、同じ条件で振り返って続ける・直すを選ぶやり方
問い合わせの件数だけでは、何が分からないのか


「問い合わせ1件」には、発注の段階も金額も入っていません。
見つけてもらうことから購入までを分けて見ると、ホームページの役立ち方が分かります。
1回きりの注文も、継続の注文も同じ「1件」です。見つけてもらうところから商談の先まで分けます。そこで初めて、ホームページの働きが分かります。
小さな注文と長く続く注文では、その先の意味が違います。件数という数え方では、その違いは見えません。
説明用の例として、諏訪で部品加工をしている会社を考えます。ホームページを見た会社から、試作を1個だけ頼みたいという相談が来ます。同じ会社から、継続して発注したいという相談も来ます。
どちらも同じ「問い合わせ」として届きます。件数だけを数えていると、この違いは見えてきません。
相談が来るたびに、次の3つを一言メモしてください。これだけで、次の見出し以降の記録がしやすくなります。
- 発注までの段階
- 金額の見込み
- 継続して取引できそうか
この3つを続けるだけで、件数の中身が少しずつ見えてきます。次の見出しからは、それぞれの確かめ方を順番に説明します。
ホームページが、どこから見られているか確かめる


相談が検索・紹介・営業・展示会のどこから来たかで、見え方が変わります。
Googleは検索での見られ方を見る道具を出しています。これで検索から見つけられているかが分かります。
展示会に出ているなら、展示会のページに載せた自社の紹介も入口の1つです。その紹介は、技術の分野や社名からたどれます。
検索・紹介・営業・展示会を分けずに数えると、理由が分からなくなります。
説明用の例として、茅野で機器の部品を請け負う会社を考えます。展示会に出た月だけ、相談が増えたように感じます。検索から来た相談か、名刺交換した相手からの相談かは分けていません。
分けていなければ、ホームページを直すべきかの判断はできません。感じ方だけで、次の一手を決めないことが大事です。
相談を受けたら、自社を知った経路を一言たずねてメモしてください。検索から見つけられているかは、Googleの道具で調べられます。
入口を分けて記録すると、どこを直せばよいかが見えてきます。感覚だけで判断せず、経路の記録を積み重ねてください。



ホームページを見て連絡が来たのか、知り合いの紹介で来たのか、正直分かっていません。
経路が分からないときは、相談のたびに一言たずねるとよいです。


相談は、どこまで進んだかを5つの段階で記録する


相談は5つの段階に分けて記録すると、止まっている場所が見えます。
段階ごとにやることを決めておくと、次にやることが分かりやすくなります。無理に話を急いで失注することも、起こりにくくなります。
「まだ決まっていない話」と「他社に決まった話」を分けます。どちらも同じ「失注」にまとめないでください。件数だけでは見えなかったものを、整理する第一歩です。
説明用の例として、上諏訪の金属加工の会社を考えます。見積もりを送ったところで、連絡が止まっている話があります。対応できる範囲ではないと分かって、断った話もあります。
原因も、次の一手もまったく違います。混ぜて数えたままでは、どちらも同じ「失注」に見えてしまいます。
下の商談の進行記録表に、相談のたびに段階を書き込んでください。実例がなければ、表の形だけ用意して空欄で持っておきます。
| 段階 | この段階で確認すること |
|---|---|
| 対応可否 | 自社の設備・技術で対応できる話か |
| 見積もり | 見積もりを送った日と内容 |
| 検討中 | 相手からの返事を待っている状態か |
| 失注 | 他社に決まった・条件が合わなかったなど理由 |
| 受注 | 決まった日と、継続の見込みがあるか |


同じ条件で、費用と進み具合を振り返る


比べる期間の長さと進み具合をそろえないと、正しく比べられません。
期間の長さがそろっていないと、比べても意味が変わります。決まった話とまだ検討中の話を、同じに数えないでください。
公開して終わりにしない考え方が、振り返って直すことにつながります。
説明用の例として、半年前に展示会があった時期を考えます。展示会のない時期と比べると、どちらの働きか分からなくなります。
同じ長さで、展示会の有無もそろえて比べてください。条件をそろえて初めて、振り返りの意味が出てきます。
下の見直し用シートに、同じ長さの2つの期間を書き込みます。費用と相談の段階を、期間ごとに書き出してください。まだ判断できないものも、分けて書いておきます。
| 確認する項目 | 書くこと |
|---|---|
| 対象の期間 | 比べる2つの期間(同じ長さでそろえる) |
| かかった費用 | 期間ごとの金額 |
| 相談の件数と段階 | 商談の進行記録表の件数を期間ごとに集計 |
| まだ判断できないもの | 検討中のまま動いていない話など |



見積もりだけの話も、検討中の話も同じ『1件』です。
段階を分けて記録すれば、同じ「1件」でも中身が見えてきます。
続ける・直す・配り方を変える、どれを選ぶか


件数を万能の基準にせず、記録表と見直し用シートから選びます。
検索から届いているのに商談で止まるなら、ページの中身を見直す話です。
展示会や紹介からしか届かないなら、検索での見つけやすさを直す話です。継続の取引につながる相談が多ければ、件数が少なくても続ける根拠になります。
配り方を変えるとは、同じ説明の届け先を増やすことです。展示会のページや会社案内から、同じ説明にたどれるようにします。
説明用の例として、諏訪の工場を考えます。検索から届く相談は少なくても、そのほとんどが継続の取引につながっています。それなら、件数を増やすより今の内容を守る判断もあり得ます。
今の相談の質を保つことが、まず大事になります。件数の多さだけで決めないという考え方です。
焦って件数を増やそうとすると、対応できない相談ばかり増えることもあります。それでは、続ける・直すの判断がかえって難しくなります。
「分かったこと」と「次に確かめること」を、短く書き出してください。次に確かめることが残っている間は、件数だけで結論を出さないでください。
よくある質問
- 相談件数が少なくても、ホームページを続ける意味はありますか?
-
段階を分けて記録すると、件数の中身が分かります。続ける根拠になることもあります。
- 紹介や営業がきっかけの相談も、ホームページと関係ありますか?
-
相手が確認のために見ている場合があります。経路が分からなければ、本人に聞くのが早いです。
- 展示会の後だけ相談が増えるなら、ホームページはいらないのでは?
-
展示会は、相談が生まれる入口の1つです。検索や紹介などの入口と分けてから判断します。
- 商談の記録は誰がつけるのがよいですか?
-
対応する人が、相談のたびにその場で書くのが続けやすいです。
- 振り返りの期間はどれくらいがよいですか?
-
半年など同じ長さの期間を2つ用意して比べると、条件がそろいます。
この記事で使った資料
- 発行元はKeyword Kingsです。資料名は「SEO(検索で見つけてもらう工夫)支援ページ」です。公開・更新日の記載はなく、確認日は2026年9月14日です。見つけてもらうことから購入までを分けて見る考え方の根拠にしました。
- 発行元はGoogleです。資料名は「Search Console を使ってみる」です。最終更新は2025年12月18日、確認日は2026年9月14日です。検索から見つけられているかを確かめる方法の根拠にしました。
- 発行元は諏訪圏工業メッセ実行委員会です。資料名は「2025 ひとわざWeb展示」です。公開・更新日の記載はなく、確認日は2026年9月14日です。展示会も相談が生まれる入口の1つだという根拠にしました。
- 発行元は経済産業省 中小企業庁(ミラサポplus)です。資料名は「業績向上の仕組みづくりシリーズ④」です。営業の進め方を見える形にする回です。掲載日は2021年10月27日、最終更新は2026年7月1日です。確認日は2026年9月14日です。段階を分けて記録すると次にやることが分かりやすいという根拠にしました。
- 発行元はKeyword Kingsです。資料名は「Web制作支援ページ」です。公開・更新日の記載はなく、確認日は2026年9月14日です。公開して終わりにせず振り返って直すという考え方の根拠にしました。
本文の記録表と見直し用シートは、編集上の提案です。上の資料が、効果を実証・推奨したものではありません。
対象のサービスと、これまでに続けてきたことを教えてください。いまの相談や商談の状況もあわせて聞かせてください。


