
毎日のように投稿しているのに、予約や来店につながっている実感がないんです。
投稿を増やす前に、届いた人が予約までたどり着けているかを確かめましょう。
Instagram(写真と動画の投稿サービス)でお店を探す人がいます。茅野・諏訪・北杜でも、投稿を続けるお店をよく見かけます。
閲覧や反応があっても、来店や予約への効果は分かりにくいものです。投稿の数を増やす前に、道のりのどこで途切れているかを確かめることが先です。
- 自分のスマホで投稿から予約までをたどり、迷う場所を見つける点検表の使い方
- Instagramで確認できる数字とできない数字の分け方
- 直したあと何を記録し、どこを店で・どこを外部に頼むかの決め方
投稿を見た人が予約するまでの道のりをたどる


投稿から予約までは、見る・知る・確かめる・進む・予約するの5つの場面に分かれます。
投稿ごとに見られた回数などは、Instagramで確認できます(ヘルプセンター)。ですが、その数字だけでは、どこで迷いが起きているかは分かりません。
投稿が良いか悪いかだけを見ていると、途切れた場所は見つかりません。場面に区切ると、直す一箇所を選べます。
例えば(説明用の例)、諏訪の宿の投稿を見た人が「良さそう」と思ったとします。プロフィールを開いて予約先を探す場面があります。すぐに見つからなければ、そこで離れてしまうこともあります。
電話番号しか書いていなければ、夜に見た人は連絡をためらいます。これは投稿の出来とは別の話です。
まずはこの5つの場面を、自分のスマホで投稿から順番にたどってみてください。
迷わず進めた場面と、手が止まった場面を分けて書き留めます。下の表が、その下敷きになります。
| 場面 | どこで確認するか | 確認すること |
|---|---|---|
| 投稿を見る | 投稿(写真や動画) | 場所や商品が伝わるか |
| 店を知る | プロフィール | 自己紹介や営業時間の記載 |
| 条件を確認する | リンク欄や投稿本文 | 利用条件や料金の記載 |
| 予約先へ進む | 予約用のボタンやリンク先 | 今の予約方法と合っているか |
| 予約する | 予約フォームや電話 | 迷わず予約できるか |
初めて見る人が迷いやすい情報を点検する


場所・商品・利用条件・料金・予約方法の5つは、自分の目で確かめる必要があります。
プロフィールに置ける予約用のボタンは、一度に1つだけです(ヘルプセンター)。「予約する」「料理を注文」など、種類も決まっています。
対応している予約の仕組みは限られています。そのアカウントが無いと、ボタンの先を選べません。
例えば(説明用の例)、茅野のカフェが予約用のボタンを設定していないとします。投稿のどこにも、予約方法が書かれていないことがあります。
予約用のボタンを設定している場合
ボタンを設定しているお店は、その先が正しいかをまず確かめます。表示されているボタンの種類と、リンク先を見ます。
例えば(説明用の例)、上諏訪の旅館が「予約する」ボタンを設定しているとします。予約サイトを変えたあとも、古いリンクが残っていることがあります。
電話でしか受けていないのに、ボタンが予約ページへつながっていることもあります。見た人は、そこで戸惑います。
ボタンをタップして、実際にリンク先まで進んでみてください。今の受付方法と合っていなければ、その場でリンクを差し替えます。
予約用のボタンを設定していない場合
ボタンを設定していないお店は、予約方法をどこかに書いているかを確かめます。書いていないと、初めて見る人は窓口が分かりません。
例えば(説明用の例)、茅野のカフェを考えます。電話とメッセージだけで、予約を受けているとします。投稿には、その案内が一言もありません。
電話なら、受けられる時間も添えます。メッセージなら、返信の目安を書いておきます。
プロフィールと直近の投稿を見て、予約方法が一言でも書かれているかを確認してください。書かれていなければ、まず一文を足します。


確認できる数字と、確認できない数字を分ける


確認できるのは「見られた・反応された回数」までで、来店や予約の件数そのものは出ません。
インサイト(見られた回数が分かる機能)は、公開のアカウントなら無料で使えます。指標の一覧はヘルプセンターにあります。
そこに並ぶのは、閲覧数・閲覧者・インタラクション(いいねや保存などの反応)などです。来店数や予約数を示す指標は、載っていません。
例えば(説明用の例)、閲覧数が増えた月に予約も増えたお店を考えます。その月が観光シーズンだった場合、閲覧数の効果か季節の効果かは分かりません。閲覧数だけでは来店数を計算できません。
記録表には、「確認できること」「確認できないこと」の欄があります。インサイトの画面を見ながら埋めてください。
| 指標名 | 確認できること | 確認できないこと |
|---|---|---|
| 閲覧数 | 表示・再生された回数 | 来店や予約への影響 |
| 閲覧者 | 表示した人の数と傾向 | 実際に来店したか |
| インタラクション | いいねや保存の回数 | 予約につながったか |
| フォローしてくれている人 | 増減の傾向 | 来店・予約した人数 |
| 来店数・予約数 | この一覧には無い | Instagramの数字では分からない |
来店数や予約数は、店の予約台帳で数えます。Instagramの数字とは別に持っておきます。



見られた回数が増えても、それが予約に関係あるのかよく分かりません。
分かる数字とできない数字を分けて、直した記録を残すところから始めましょう。


一つの不足を直して、変化を記録する


点検表で見つかった不足のうち、一番迷いやすい一箇所だけを直します。
一度に何箇所も直すと、あとで何が効いたのか分かりにくくなります。一つずつ直すと、原因を追いやすくなります。
インサイトは過去90日以内の期間を選んで確認できます(ヘルプセンター)。数字が少し動いても、それだけで効果があったと決めつけないための記録です。
直す場所は、点検表で手が止まった場面から選びます。迷う人がいちばん多そうな一箇所で十分です。
例えば(説明用の例)、北杜市の宿を考えます。プロフィールのリンク先を、予約ページへ直接変えるとします。
変えた日と内容、そのあと見た数字をメモに残します。次に同じ場所を見直すときの目印になります。
記録表に、次の3つを書き足してください。
- 直した日
- 直した内容
- そのあと確認した数字
数字はすぐには動きません。しばらく置いてから、同じ長さの期間で見比べます。
記録を続けると、次に見直すときの基準になります。何を変えて、何が変わったかを、あとから振り返られます。
迷ったときは、点検表に戻ってください。次に直す一箇所を選び直します。お店によって、迷いやすい場所は違います。
店の中の仕事と、外部に頼む仕事を分ける


事実の確認は店にしかできず、投稿の相談は外部に任せられます。
点検表や記録表に書く内容は、その店の今の状態そのものです。場所や料金が正しいかどうかは、店の人でなければ分かりません。
予約用のボタンは、プロフィールの編集画面から設定します(ヘルプセンター)。どのボタンを選ぶかは、今の受付方法を知る人にしか決められません。
例えば(説明用の例)、茅野の飲食店を考えます。料理の内容や、予約できる曜日の確認は、店が行います。今のメニューを知るのは、店の人だからです。
一方で、写真の選び方や投稿の見せ方は、外から手伝えます。数字の読み方の相談も同じです。ただし、店の事実が固まっていないと進みません。
役割が決まっていないと、どちらの手も止まります。誰が何を確かめるかを、先に決めておきます。
役割を分けると、次のようになります。
- 店でやること:点検表を埋める
- 店でやること:記録表を埋める
- 外部に頼めること:投稿の作り方の相談
- 外部に頼めること:数字の読み方の相談
まず自分たちで一度、点検表と記録表を埋めてみてください。埋まらなかった欄に印を付けます。そこが相談すべき点になります。
よくある質問
- 投稿の数を増やせば、予約は増えますか?
-
点検表で見つかる情報の不足が残っていると、投稿を増やしても予約にはつながりにくいです。まず道のりを確かめることが先です。
- フォローしてくれている人が少ないうちから点検する意味はありますか?
-
あります。フォローしてくれている人の数は関係ありません。投稿を見た人が予約先へ迷わず進めるかは、別の問題です。
- 予約用のボタンを設定していませんが、必要ですか?
-
必須ではありません。設定していない場合は、予約方法をどこかに書いておきます。プロフィールのリンク欄や、投稿本文が置き場所になります。
- インサイトの数字はどれくらいの頻度で見ればいいですか?
-
決まった間隔はありません。直した記録と合わせて、そのあとしばらく経ってから見比べます。
- 何を店でやって、何を外部に頼めばいいですか?
-
場所や料金など、店にしかわからない事実の確認は店の仕事です。投稿の作り方や数字の読み方の相談は、外部に頼めます。
この記事で使った資料
本文で使った資料は、次の3つです。すべてInstagram(Meta)のヘルプセンターです。
①発行元はInstagram(Meta)のヘルプセンターです。資料名はInstagramインサイトについてです。
公開・更新日は不明です。確認日は2026年9月13日です。
閲覧数や閲覧者などの指標が、見られた・反応された回数であることの根拠にしました。
②発行元はInstagram(Meta)のヘルプセンターです。資料名はInstagramビジネスプロフィールのアクションボタンについてです。
公開・更新日は不明です。確認日は2026年9月13日です。
予約用のボタンは一度に1つだけ表示できることの根拠にしました。
③発行元はInstagram(Meta)のヘルプセンターです。資料名はInstagramビジネスアカウントにアクションボタンを追加するです。
公開・更新日は不明です。確認日は2026年9月13日です。
ボタンの設定は、プロフィールの編集画面から行うことの根拠にしました。
どこから直せばいいか迷ったら、いまの状況を聞かせてください。アカウントのURL(ページの住所)と今の予約方法、困っている段階が分かると話が早いです。


