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諏訪市のお店のホームページに問い合わせが来ない理由

諏訪市のお店のホームページに問い合わせが来ない理由

何年も前にホームページを作ったけど、それから問い合わせなんて来たことがないよ。

小杉 陸人

多くのお店で同じことが起きています。原因は3つに絞れます。

この記事では、諏訪市や茅野市のお店を思いうかべながら説明します。むずかしい言葉は使いません。読み終わるころには、何から手をつけるかが見えてきます。

  • 問い合わせが来ない理由は、大きく3つに整理できます。
  • 諏訪市・茅野市近辺のお店ならではの注意点も分かります。
  • どこから手をつければよいか、順番が分かります。

諏訪のお店にホームページがあっても、問い合わせが来ないのはなぜか

図解:諏訪のお店にホームページがあっても、問い合わせが来ないのはなぜか

「ある」ことと「見つけてもらえる」ことは、別の話です。

総務省の調査では、会社のホームページを持つ割合が93.2%でした。ただし対象は、働く人が100人以上の会社です。

諏訪や茅野に多い、小さなお店の数字ではありません。ホームページの役目は、見つけてもらう入り口になることです。

小さなお店だけを調べた公的な数字は、見あたりません。よその店がどうかは、気にしなくて大丈夫です。大事なのは、自分の店が探されたときに出るかどうかです。

看板を出しても、その前を人が通らなければ働きません。ホームページも同じです。人が通る道は、いまは検索と地図に移りました。

電話帳に載っているだけで電話が来た時代とは、探し方が変わりました。名前を知らない店は、名前では探されません。用事の言葉で探されます。

例えば、諏訪湖の近くにある食堂を思いうかべてください。常連さんは、店の名前で調べてくれます。はじめての人は、その名前を知りません。

はじめての人は「諏訪 昼ごはん」のような言葉で探すことが多いです。店の紹介に、料理や場所の言葉がないとします。すると、その言葉とつながりません。

用事の言葉とつながっていなければ、出番が来ません。ここからは、3つの原因を私が順番に説明します。

まず自分の店の名前で検索して、何が出るか見てください。次に「地域名と商売の言葉」でも検索します。どちらも1分ほどで確かめられます。

1つ目の理由:Googleの地図にお店の情報が出ていない

図解:1つ目の理由:Googleの地図にお店の情報が出ていない

地図に情報が出ていないと、探している人に見つけてもらえません。

Googleビジネスプロフィール(地図に出るお店の情報)には、電話番号を登録できます。登録すると、お店を知ってもらいやすくなります。

Googleの案内では、確認が済んだお店だけが地図と検索に出るとしています。新しく登録した場合は、出てくるまでに時間がかかることもあります。

電話番号は、1件目とは別に2件まで登録できます。連絡先が正しいと、信頼にもつながります。決まりを破ると、表示されなくなるとも書かれています。

例えば、上諏訪にある美容室を考えてみます。お客さんはスマホで「諏訪市 美容室」と調べることが多いです。そして地図の枠に並んだ店から選びます。

地図に出ていなければ、その並びに入れません。腕がよくても、比べてもらう前に終わります。口コミも集まりにくくなります。

住所や営業時間が古いままでも、同じことが起きます。せっかく来た人を、がっかりさせてしまいます。やることは3つで、順番に進めれば形になります。

STEP
お店の情報をGoogleに登録する

店の名前と住所、電話番号を登録します。

STEP
お店の確認を済ませる

Googleの案内にそって、確認を済ませます。

STEP
住所や営業時間を正しく保つ

変わったときは、そのつど直しておきます。

冬の休みや、開ける時間を短くする日も忘れずに直してください。

うちみたいな小さい店の場所、Googleの地図にちゃんと出ているのかも分からないな。

小杉 陸人

まずは自分の店の名前で調べて、地図に出るかを確かめましょう。

スマホのGoogleマップで諏訪市のお店を探したときに、地図にピンとお店の一覧が出ている画面
Google マップ 検索結果「諏訪市 ラーメン」

2つ目の理由:検索したときにお店が出てこない

図解:2つ目の理由:検索したときにお店が出てこない

並び順は「合っているか」「近いか」「知られているか」で決まります。

Googleの案内には、関連性・距離・知名度の3つが挙げられています。情報が正確で詳しいほど、検索結果に出やすくなります。

3つのうち、いちばん手を入れやすいのは関連性です。知名度と距離は、すぐには動かせません。

要素意味
関連性探す言葉との合いやすさ
距離探す人からお店までの近さ
知名度口コミの数や評価

探す言葉と店の情報を合わせる

関連性は、探す言葉と店の情報が合う度合いです。合わせる方法は、書いてあることを増やすことです。

例えば、茅野のそば屋を考えてみます。店の名前と住所しか書いていないと、手がかりがそれだけになります。出している品と休みの日、行き方を書きそえます。

「手打ち」「持ち帰り」のような言い方も、探す人が使うことの多い言葉です。店の中で当たり前のことほど、書き落としがちです。迷ったら、お客さんによく聞かれることを書き出してください。

近さと知られ方は積み重ねで決まる

距離は、探している人の場所からの近さです。これは自分では動かせません。だからこそ、住所や地域名を正しく載せておくことが大事です。

知名度は、どれだけ広く知られているかです。口コミの数や評価の高さが関わります。例えば、岡谷の工務店を考えてみます。

工事が終わったお客さんに、感想を書いてもらえないか声をかけます。無理に頼まず、満足してくれた人にだけお願いします。少しずつでも、続ければ積み上がります。

感想をもらったら、短くお礼を返してください。次に見る人も、そのやりとりを読んでいます。

検索結果の順番を決める3つの要素(関連性・距離・知名度)を説明するGoogleの公式ヘルプの画面
Google ビジネスプロフィール ヘルプ「ローカル検索結果のランキングを改善する」

3つ目の理由:スマホで見にくいホームページになっている

図解:3つ目の理由:スマホで見にくいホームページになっている

Googleは、スマホで見た中身をもとに順番を決めています。

Googleの案内では、スマホ向けの中身を見に来るとしています。決まりではありませんが、Googleは強くすすめています。

つまり、パソコンでの見え方だけでは足りません。見に来る側がスマホなら、スマホの見え方が先になります。

直すのに、作り直しが要るとは限りません。文字の大きさや並びを整えるだけで、読みやすくなることもあります。

何年も前のホームページで起きること

何年も前に作ったものは、パソコンで見る前提のままのことがあります。画面に入りきらず、横に動かさないと読めません。文字が小さく、指で押しにくいこともあります。

例えば、下諏訪の旅館のページを思いうかべてください。料金の表が右にはみ出していると、見る人は途中でやめてしまいます。電話番号が画像の中にあると、押しても電話がかかりません。

見る人は、不便をわざわざ伝えてくれません。黙って別の店に移ることが多いです。だから、店の側は気づきにくいのです。

自分のスマホで確かめる順番

確かめ方はむずかしくありません。自分のスマホで、自分の店のページを開きます。見るところは3つです。

  • 文字がそのまま読めるか
  • 横に動かさないと入りきらないところがないか
  • 電話や問い合わせの場所がすぐ見つかるか

1つでも引っかかれば、直す合図です。家族や店の人にも、同じ見方で見てもらってください。慣れた人ほど、見にくさに気づきにくくなります。

直すところが多いときは、まず電話と問い合わせの場所からです。ここが分かりやすいと、連絡は取りやすくなります。

Googleの公式ドキュメントで、スマホ向けのページを用意することを強くすすめている説明が書かれた箇所
Google 検索セントラル「モバイル サイトとモバイルファースト インデックス」

諏訪・茅野のお店だからこそ気をつけたいこと

図解:諏訪・茅野のお店だからこそ気をつけたいこと

観光の差が大きいからこそ、地元の人への工夫も必要です。

諏訪市の観光統計によると、令和5年は7月から9月がいちばん多くなりました。いちばん少ないのは1月から3月です。

令和5年の観光客数は、前年より1割ほど増えました。それでも、季節の差は残ります。

時期観光のお客さん
7月〜9月いちばん多い
1月〜3月いちばん少ない

夏に来た人が、冬にもう一度調べることもあります。そのとき情報が古いと、来店の機会を逃すことがあります。

例えば、諏訪市の観光地の近くにあるおみやげ店を考えてみます。夏は、通りがかりのお客さんでにぎわいます。冬になると、その人出は落ち着きます。

そのとき頼りになるのは、近くに住んでいる人です。地元の人も、用事の言葉で探すことが多いです。「諏訪市 贈りもの」のような言葉で地図を見ます。

検索の「距離」は、探している人の場所で決まります。近くの人が探すときこそ、出てくる用意が要ります。

観光に頼るだけでは、冬の落ち込みが出やすくなります。地図とホームページは、季節に関わらず入り口になります。

住所と地域名は、地図とホームページの両方に書いてください。冬に営業時間が変わるなら、そのつど直します。夏の忙しい時期に、冬の用意を進めておくと楽です。

近所の人に配るチラシにも、同じ店名と住所をそろえます。書き方がばらばらだと、同じ店だと気づいてもらえないことがあります。地元の口コミも、来店のきっかけになることがあります。

観光のお客さんが多い時期はいいけど、冬はさっぱり。ホームページで何とかなるものなの?

小杉 陸人

地図への登録と地域名の記載が、冬でも見つけてもらう入り口になります。

よくある質問

ホームページを作り直せば、それだけで問い合わせが来るようになりますか?

作り直しだけでは足りません。地図への登録と、検索での見え方も合わせて確かめます。先に地図を見ると、直せる部分が見つかりやすくなります。

登録してから、地図や検索に出るまでどのくらいかかりますか?

新しく登録した場合、出てくるまでに時間がかかることがあります。Googleの案内にそって、お店の確認を先に済ませてください。待つ間に、住所や営業時間を整えておくとよいです。

地元やご近所のお客さんに見つけてもらうにはどうすればいいですか?

地図への登録と、住所や地域名を載せておくことが助けになります。地元の人は、用事の言葉で探すことが多いです。その言葉に合う情報を書いておいてください。

そもそもホームページを持っていない場合はどうすればいいですか?

まずは地図にお店の情報を登録するところから始めるとよいです。電話番号と住所が出るだけでも、連絡は取りやすくなります。

忙しくて手が回りません。どこから始めればいいですか?

全部を一度にやらなくて大丈夫です。地図の情報を正しく保つことだけ続けてください。手が空いたときに、スマホでの見え方を見直します。

自分の店ではどこから手をつければいいか迷ったら、いまの状況を聞かせてください。